こんにちは!はる(@aytk_hal)です。
突然ですが、今使ってるテレビやモニターの「HDMIケーブル」いつ買ったか覚えてますか?
HDMIケーブルなんて一度セッティングしてしまえばずっと使えるんじゃないの?なんて思いがちですが、実はHDMIケーブルって劣化するんです。
そして、状況に合ったケーブル選びや、時代に合ったケーブルをチョイスしなければせっかくの最新ゲーム機、モニター、PCの性能を生かしきれません。
最近立て続けにHDMIケーブルに関するトラブルが起きたので興味があれば、こんなことがあるんだ!程度に見ていってください。
Case.1 音声にノイズ、画面にちらつきが出てきた
会社の常連のおば様から「最近DVDレコーダーの調子がおかしいんだけど見てくれない?」と電話が来ました。
って言いたかったけど、とりあえず見に行きました。症状はこんな感じでした。
- DVDレコーダに電源を入れると映像ノイズが一瞬入る
- 再生すると音声にジーというノイズが入る。
- たまに映像がチラつく
テレビは新しめのものでしたが、DVDレコーダーはかなり古いものを使ってました。
レコーダーが壊れかけてるのかな?と思ったがたまたま持ってたHDMIケーブルに替えたら音声ノイズ、画面のチラつきがなくなりました。
HDMIを抜くときにかなり熱を持ってたので、完全に「劣化」が原因です。
ちなみに、持ってたケーブルはこんなもの
HDMIの規格は2.0。2Kや4Kに対応しているのでDVDプレイやーにはオーバースペック気味!笑
スリムで細いHDMIなので配線もスッキリするからおすすめ!
Case.2 HDMIを延長して使うと映像が映らずキャプチャーが出来ない
ライブ配信のヘルプで会場設営に入ったときの話。
カメラからキャプチャーボードのパソコンまでの距離が長く、5mのHDMIケーブルを2本メス-メスの延長コネクタで繋いで使ってました。
症状はこんな感じでした
- キャプチャーボードは認識しているが映像が映らない
- 映像が安定しないで真っ暗になる
HDMIケーブルは10mまでは延長できるといわれていますが、HDMIの太さとか種類によっては10m以内でも信号が届かずに映像が乱れたり映し出されなかったりすることがあります。解決策として、ライブ配信の時は常に持ち歩いてる15mのケーブル
これを使ったら綺麗に表示されました。
メチャクチャ太いケーブルで、重たいです。本当なら持ち運びたくないです笑
でもこの日は持っててよかった!!
長いケーブルは信号をロスしやすいのでどうしても長距離繋ぎたいときは
リピーターを使用するのもいいかもしれません。
Case.3 リフレッシュレート240Hzのモニターなのに、240Hzにならない
ゲーマーのお客さんの家に呼ばれたときの話。
グラフィックボードをGeForce RTX3080、モニターを240Hzのゲーミングモニターを使用していました。
症状はこんな感じ
- リフレッシュレートが144Hzまでしか出てない。
- ドライバを更新し最新の状態にしたが変化なし
これは大体想像がついたかと思いますが、HDMIケーブル、1.4規格のものを使用していて、240Hzに対応していませんでした。
2.1規格のものなら対応しているらしいですが、相性などで240Hzが出せない可能性があるらしいので、おとなしくディスプレイポートケーブルを購入
解決できましたが、こんな環境でゲームがしてみたい!!ってヨダレを垂らしながら調査してました笑
まとめ
HDMIケーブルには規格があって、現在普及してるのは1.4のものが多いです。
実はそれ、もう古いです。
2021年現在、最新のゲーム機である「PS5」これは4K 120fpsで出力することができる性能を持ってるので、性能を十分に発揮させたいなら2.1という規格のHDMIケーブルを使わなければ性能をフルに発揮させることができません。
※テレビが対応してることが大前提ですよ!!
HDMIケーブル、昔から端子の形が変わってないからずっと同じだろうって思いがちですが、実は規格がどんどん新しくなっていってます。
古いケーブルのせいでノイズが出たり、不具合が出る前に一度見直してみるのもいいかもしれませんね!