こんにちは!はる(@aytk_hal)です。
突然ですが、業務用の電波を出すルーターが月たったの3,300円で使えるとしたら凄くお得だと思いませんか?
何それ!?興味あるって思った人・・・・
お得だ!!!と思った人・・・
先日、はるの電話に冒頭の電話がかかってきたんです。
はぁ?
って思って、「業務用の電波ってなんですか?5.6GHzの電波でも出すんですか?」って聞いたところ、
「ははっw5.6GHzの電波なんてないですよw」という反応。
詳しく話を聞くと、普通に電気屋で購入できるWi-Fi 6の電波を出せる無線ルーターの事でした。
凄く頑張って電波の事について俺に説明してきたけど・・・
俺、小学校3年生の時にアマチュア無線の免許取ってますからぁぁぁぁ!!
君より電波の事好きだし詳しいからぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
って言いたくなったけど、我慢して話を聞くと、Wi-Fi 6の電波を出せる無線ルーターを月3,300円(税抜)で5年契約してくれませんか?って電話でした。
税抜き3,300円ってなんだよwwその値段は税込って思うだろーって笑ってしまったよ・・・
Wi-Fi 6は高速通信で安定してますよ!って殺し文句だったけど、業務用の機器じゃなくてもWi-Fi 6は使えます。だから、そんなの契約しなくても大丈夫。少し知識付けておけば、無駄な契約しないで済むから!
不必要な出費をしないために、Wi-Fi6のルーターについてザックリと噛み砕いて説明してみるね!
Wi-Fi 6 とは
ここでちょっと予備知識として「Wi-Fi 6」ってなんだ?って人のためにお話しておきます。
Wi-Fi電波の歴史から説明させて!笑
1997年頃に登場したWi-Fi電波。この時の規格の名前が「IEEE 802.11」で、2.4GHz帯の周波数を使ってるのね。
この頃の通信速度が2Mbps
今考えるとものすごく遅いけど、たぶんLANケーブル挿さなくていい世界になり始めたって画期的だったんだと思う。
1999年頃に登場したのが第2世代規格で「IEEE 802.11a」と「IEEE 802.11b」が登場。「a/b」って記載されるよ。
「IEEE 802.11b」は2.4GHz帯の周波数を使っていて、最大通信速度が11Mbps
「IEEE 802.11a」は5GHz帯の周波数を使っていて、最大通信速度が54Mbps
この世代の電波のせいで、5GHz帯=速いって意識が定着したかもね!
2003年頃に登場したのが代3世代規格で「IEEE 802.11g」が登場。「/g」って記載されるよ。
「IEEE 802.11g」は2.4GHz帯の周波数を使っていて、最大通信速度が54Mbps
2.4GHzなのに54Mbpsの通信速度なの!精神と時の部屋から出てきた悟空と悟飯みたいな感じかな!笑
例えがよくわからない?周波数の事は後述するよ!
2009年頃に登場したのが代4世代規格で「IEEE 802.11n」が登場。この規格の事を「Wi-Fi 4」って新名称で呼ぶようになったよ。「/n」って記載されるよ。
「IEEE 802.11n」は2.4GHz帯と5GHz帯の両方の周波数を使えて、最大通信速度が600Mbps
最大通信速度が10倍以上になってかなり使いやすくなった頃だと思う。
2013年頃に登場したのが代5世代規格で「IEEE 802.11ac」が登場。この規格の事を「Wi-Fi 5」って新名称でry。「/ac」って記載されるよ。
「IEEE 802.11ac」は5GHz帯の周波数を使っていて、最大通信速度が6.9Gbps
ここでも最大通信速度が10倍になってますね。今普及してる無線ルーターはこの5世代のものが多いね。箱とかに「ac」対応って書かれてると思うよ
2019年に登場したのが今回話題にした代6世代規格「IEEE 802.11ax」この規格の事を「Wi-Fi 6」って言うよ。「/ax」って記載されるよ。
「IEEE 802.11ax」は2.4GHz帯と5GHz帯の両方の周波数を使えて、最大通信速度が9.6Gbps
Wi-Fi 6はWi-Fi 5から通信速度そんなに速くなってないように感じますが、2.4GHzと5GHz両方使えるってところがキモで安定性が上がっています。
また、Wi-Fi 6対応のルーターにはビームフォーミングなどの速度が速く安定した通信が出来る工夫がされてる物が多いです。
2.4GHzと5GHzの違い
まず、周波数についてなんだけど、周波数って簡単にいえば「波」の事。2.4GHzってのは、1秒間に24億回の波を打ちながら進む電波ってイメージしてくれればいいよ!
一般的に言われてるのは、2.4GHzの電波は「電波が遠くまで飛ぶ」「家電などの電波に干渉しやすい」
対して、5GHzの電波は「電波の干渉を受けにくい」「電波が遠くまで飛ばない」ってイメージ
今までは通信速度上げるために5GHz帯の電波を使いたいけど、ルーターからの距離が遠いから泣く泣く2.4GHz帯の電波を使ってた…なんてことがあったけど、Wi-Fi 6の登場でそんなことがなくなるかな。
Wi-Fi 6を使うときの注意点
Wi-Fi 6が新しい規格で、高速で安定した通信ができるって事はなんとなくわかってくれたと思いますが、注意が必要です。
Wi-Fi 6の電波を受け取ることができる機器でしかWi-Fi 6の恩恵を受けられないって事です。
Wi-Fiを一番使うのってスマホとパソコンだと思うのですが、ちゃんと対応してますか?
古いスマホやパソコン場合、2.4GHz帯の電波しか掴めないものもあります。
先におすすめのルーターを紹介するのもよかったのですが、せめて「ac」に対応したスマホやパソコンを使ってないと買う意味がないので、そこを確認してから購入を検討してください。
オススメのルーター
これは、電波が飛ぶし、途切れない!
似てる型番でRT-AX3000ってのがあるけど、同時接続台数が3倍以上違う。
ほとんど変わらない値段なので、安心を買うって意味でこっちをお勧めします。
無線でゲームするのもOK。無線で動画配信など途切れて欲しくない場面でも活躍します。
ちょっとアンテナがゴツくて置くところに困るって事であれば、
コレもおすすめ。家庭用に何台か納品したけど、問題なく動いているみたいです。
【番外】5GHz帯のSSIDが見つからないパソコンの場合
ちょっと古いパソコンだとそもそもWi-Fi 5に対応してなく、5GHz帯の電波を出してるSSIDが見つけられないってノートパソコンも多いです。
Wi-Fiのためだけに買い替えるのももったいない、けど、高速通信は魅力的だって人には
こんなUSB接続できる「子機」がおすすめ。5世代の「ac」に対応させることができるようになるよ!ノートパソコンのダウンロードが遅いって人はそこまで高くもないしつけてみるのもいいかも!
これより小さい子機もあるけど、無線子機って熱を持ちやすいから壊れやすいのでおすすめできないです。
ノートパソコンを開けることが出来る人なら
こんなWi-Fiカードを買って「ax」対応させるのも面白いかもしれない。
ただ、パソコンによってソケットが違うことがあるから、何とも言えない。
デスクトップパソコンで、PCI Expressが空いてるなら
これを付けて、「ax」対応 + 「Bluetooth 5.1」対応にしちゃうってのも面白そう!
これは今はるが狙ってる部品です。
まとめ
これくらいWi-Fiの事を知っておけば、業務用の電波が使える凄いWi-Fiルーターあるよ!って言われても「間に合ってます!」って言えますね!
ちなみに、電話で契約すると5年契約で、途中解約すると残額一括支払いらしいです。
あまり詳しくは書きませんが、Ciscoの10万くらいするルーターを購入することになるようです。
確かに、業務用の機器の場合同時接続台数が家庭用より多かったりします。
家庭用が同時接続8台程度のところ、業務用だと20台とかそんな感じになりますが、そんなのは一般家庭に必要ないです。
冗談はさておき、無駄な契約をしないためにWi-Fiの記事を書きましたが、パソコン設定出かけると、まだ代4世代の「IEEE 802.11n」対応の無線ルーターから買い替えてない家庭も結構あります。
「ac」対応の機器を使ってるけど、代4世代の「IEEE 802.11n」のルータを使ってる人なら、買い替え時です。新しいルーターに買い替えたら生活が変わるくらい快適になると思います!
以上!気を付けてね!!